栽培方法

大分県宇佐市で無農薬・無化学肥料にこだわり、より美味しく、より滋養のあるものを目指し試行錯誤を重ね、
今年で16年になります。
安心・安全で食べて美味しく、ミネラル分を多く含くむお米をできる限り安価に提供できるように努力しています。
食味向上のためお米コンクールに出品し、食味の改善を図っています。

*平成21年に有機JAS認定を受けました(認定機関:一般社団法人オーガニック認証センター
  認定番号:114−048)
*動物性堆肥は一切使わず、米ヌカの光合成菌ボカシと貝化石(ミネラル補給)を使用し、食味改善のため
  光合成菌を適宜、圃場に散布しています。
*乾燥は乾燥機のモードを種子乾燥に設定して低温でゆっくり乾燥させています。更に食味改善と発芽率100%
  を目指し、プログラムを変更して、 乾燥温度が35℃以上、上がらないようにしています。

自然農法(U)  現在採用中の農法

稲刈り後、まだ気温が高いうちに、米ヌカ・米ヌカボカシ(EM菌で発酵)、有機苦土(自然由来のもの)、

貝化石(ケイ酸、カルシウム等のミネラルの補給)を散布して稲わら・稲株をトラクタで鋤き込む。

(翌年、稲わら・稲株の未分解による田圃の湧き(残渣の発酵によるガス)による根の痛みを防ぐため)

稲刈り後〜田植え前まで、トラクターで数回、鋤き込みを行うことで稲わら・稲株の分解を促進する。

育成中、適時、培養した光合成菌を田圃に散布する。(光合成菌の作用により品質・食味・収量の向上を図る)

除草にはこの地方一帯に生息するジャンボタニシを利用する(ポット苗を田植えすることで食害を抑え活用する)

適時、土壌診断を行い土壌の状態を把握する。



合鴨農法

合鴨の雛を田植えした後の田圃に入れ、夏季絶え間なく生えてくる雑草を食べさせ、そのフンのみを肥料にした米

作りです。農薬・化学肥料は一切使いません。7〜8月になり、鴨も大きくなるとエサが足らなくなるため、アゾラ(繁殖

力が強い浮き草)を田圃で同時に繁殖させます。9月ごろ、穂が出始めると、鴨を田圃から引き上げて4ヶ月ほど

肥育して食用にします。


米ヌカ農法

米ヌカを田植えしてすぐの田圃に撒き、除草と肥料として利用し、農薬・化学肥料を一切使用しない農法です。

米作りで一番難しいのは、田植えしてすぐに生えてくる雑草を如何に抑えるかです。放っておくと殆ど収穫は望めません。

田植えをするのも雑草を抑えるためです。雑草の代表的なヒエを抑えるために田圃を深水にし、ペレット状にした米ヌカ

を田植後、動力散布機で畔から撒布します。


自然農法(T)


EM菌(乳酸菌、酵母菌、糸状菌、放線菌、光合成細菌)でヌカを発酵させたボカシ肥料のみを使い、農薬・化学肥料

を一切使かわず、自然界の仕組み、特に土の威力を最大限に活用する農法です。