自然農法(Ⅱ)2022
5月9日
培土の袋詰め
播種機に入れ易いように、2月間寝かせた培土を袋詰めしました。
ポット苗箱約1400箱分、20kg袋で180袋、使用するのはふるい機だけ、
あとはスコップのみの手作業、同じ作業の繰り返しで結構疲れました。
5月12日
苗床作り
みのる式ポット苗箱1400枚を置く折衷苗床作り。
トラクター3台を使い耕耘、畔塗、溝堀り。
最近、雨の日が多かったので、土を練らないか心配したが何とか出来上がりました。
5月13日
温湯消毒
もみをそのまま播種すると、カビ菌によるバカ苗病、立ち枯れ病などが出るため、60℃のお湯に
10分間漬けて消毒します。そのあと水を循環させて(侵種)、仕上げに温度を上げて発芽を促します(催芽)。
4kgのもみを入れた袋2個×9回×10分、すべての作業を終るのに、朝5時にヒーターを入れて12時までかかりました。
5月15日
畔塗
田圃の中には水持ちの悪い田(砂質)があり、田植え前に畔塗を行います。
雨が降って2~3日たち、水分が適度にあるころを見計らいます。最初は前進、コーナーで
後進に切り替えて塗ります。
5月19日
箱ならべ
播種した苗箱を苗床に並べる作業を2日かけて行いました。
1週間ぐらい前から水を入れていた苗床を均平機を使い代掻きします。
次に苗箱が苗床から取り易いように根切シートを敷きます。
キャリアーを使い苗箱を置いていきます。最後にコンパネを使い根が活着しやすいように
苗箱を抑えていきます。米作りで最もきつい作業です。