自然農法(U)
稲刈り後、まだ気温が高いうちに、米ヌカ・米ヌカボカシ(EM菌で発酵)、有機苦土(自然由来のもの)、
貝化石(ケイ酸、カルシウム等のミネラルの補給)を散布して稲わら・稲株をトラクタで鋤き込む。
(翌年、稲わら・稲株の未分解による田圃の湧き(残渣の発酵によるガス)による根の痛みを防ぐため)
稲刈り後〜田植え前まで、トラクターで数回、鋤き込みを行うことで稲わら・稲株の分解を促進する。
育成中、適時、培養した光合成菌を田圃に散布する。(光合成菌の作用により品質・食味・収量の向上を図る)
除草にはこの地方一帯に生息するジャンボタニシを利用する(ポット苗を田植えすることで食害を抑え活用する)
適時、土壌診断を行い土壌の状態を把握する。
合鴨農法
の雛を田植えした後の田圃に入れ、夏季絶え間なく生えてくる雑草を食べさせ、そのフンのみを肥料にした米
作りです。農薬・化学肥料は一切使いません。7〜8月になり、鴨も大きくなるとエサが足らなくなるため、(繁殖
力が強い浮き草)を田圃で同時に繁殖させます。9月ごろ、穂が出始めると、鴨を田圃から引き上げて4ヶ月ほど
肥育して食用にします。
米ヌカ農法
米ヌカを田植えしてすぐの田圃に撒き、除草と肥料として利用し、農薬・化学肥料を一切使用しない農法です。
米作りで一番難しいのは、田植えしてすぐに生えてくる雑草を如何に抑えるかです。放っておくと殆ど収穫は望めません。
田植えをするのも雑草を抑えるためです。雑草の代表的なヒエを抑えるために田圃を深水にし、ペレット状にした米ヌカ
を田植後、動力散布機で畔から撒布します。
自然農法(T)
EM菌(乳酸菌、酵母菌、糸状菌、放線菌、光合成細菌)でヌカを発酵させたボカシ肥料のみを使い、農薬・化学肥料
を一切使かわず、自然界の仕組み、特に土の威力を最大限に活用する農法です。