自然農法(Ⅱ)2020

5月2日
里芋の植え付け
毎年、種芋は桜の咲く頃に植え付けるのですが、約1ヶ月遅れの植え付けとなりました。
里芋は連作障害が有るので毎年、圃場を変えて植え付けています。
まず、光合成菌ボカシと貝化石を撒いて耕運・畝立てをします。次に種芋を並べて
1人は穴を掘り、もう1人は芋を穴に入れ、次ぎの穴の土を被せる作業を700個分、延々と
行います。忍耐と体力のいる作業です。

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5月9日
培土の袋詰め
真砂土、籾殻薫炭、光合成菌ボカシと混ぜて馴染ませていた苗箱用の培土を
播種機に入れ易いように袋詰め。
朝早くから始めて終わったのが夕方、結構、時間が掛かりました。あぁ疲れた。
10kg位の袋で136袋作りました。

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5月15日
籾の温湯消毒・苗床の整備
立ち枯れ病・バカ苗病などの防止のため温湯消毒器(60℃のお湯に10分間漬ける)による除菌。
その後、3日間位、浸種してハトムネ状に発芽したら、風乾して播種機で種蒔き、苗床に並べます。
みのる式ポット苗のため、折衷苗代作りに、苗床の表面を均平にするため、周囲の溝切りのため、
水を溜めるための畦塗りに、トラクター3台使用。縦横高さを計る殆んど土木工事。毎年大変な作業です。

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5月21日
種まき、苗箱ならべ
18~20日まで3日かけて、米つくりで最も過酷な作業を終えました。
種まきはみのるの播種機を使い、籾を培土が敷かれた苗箱に撒く作業です。
箱並べは整備された苗床を均平機を使い代掻き行ったあと、苗箱を並べる作業です。
種まきはハウス中で行うため雨の日でもできますが、箱並べは雨が降ると、苗箱を並べたあと、
苗箱と苗床を密着させるため、プレッサーで押す作業があり、雨の日はできず、天気たのみになります。
足腰ガタガタですが作業が終わり、ホッとしています。

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5月26日
苗が出揃いました。
箱並べしてから一週間経ち、苗がほぼ出揃いました。
前回から手間が掛かるため、箱並べ後の被覆を止め、テグス張りに変えたのですが、
やっぱり雀にほじくられました。急遽、苦肉の策として、ネズミ捕り用のペッタンを利用して雀トラップを考案してみました。
なかなか掛かりません。雀の方がシタタカなようです。

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5月28日
スイカ作り
毎年、ハウスでスイカを作っています。前半は良いのですが、後半、アブラムシにやられ真っ黒ベタベタになります。
黄色の粘着テープ、七星テントウムシを捕まえてきて離す、色々試してみましたが、なかなか上手くいきません。
今年は市販のストチュウを購入して散布することにしました。ダメ押しで、アブラムシの嫌うニンニクを乾燥も兼ねてぶら下げてみました。
どうなりますか。

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